テトラポッドの作り方
- adachitech7
- 2023年8月26日
- 読了時間: 2分

[Fusion360 Tips]
テトラポッドの作り方です。正四面体を足掛かりにして各部を作り込んでいきます。。構築点、スケッチ線を上手く作ってオフセット平面の位置を決めることがポイントの一つになります。
正三角形をスケッチ。ポリゴンコマンドを使うと簡単に描けます。

テーパーを付けて押し出し。テーパー角度は -(90-acos(1/3))と入力します。

正四面体の頂点を通り対向する面に垂直な構築軸を作ります。(点の位置で面に垂直な軸)


2本の構築軸の交点に構築点を作ります。(2つのエッジの通過点)


底面からオフセット平面作成。構築点の位置までオフセットします。

作ったオフセット平面に円をスケッチ。

長めに押し出し。

隣の面に対しても同様に。



2本の円柱の位置関係はこんな感じです。

YZ平面にスケッチ作成。円筒面との交差直線を抽出します。

コンストラクション線に変更しておきます。

コンストラクション線の上をなぞるように直線を追加します。下図のように幾何拘束と寸法拘束をつけておきます。

円柱の端面をスケッチ線の端点までオフセット。(オフセット平面)

円柱の端面をオフセット平面に沿わせる。(面をオフセット)

もう一方も同様に。

端面をテーパをつけながら押出し、結合。角度は11.3°にしました。


2つの円錐ボディの位置関係はこんな感じです。

YZ平面にスケッチを追加して円錐ボディのエッジとの交点を抽出します。


XY平面を作ったスケッチ点までオフセット。


作ったオフセット平面を上方にさらにオフセット。オフセット距離は1,130mmとしました。

オフセット平面に円をスケッチ。寸法はΦ248mmです。

円スケッチと円錐端面をロフトで繋ぎます。結合ではなくて新規ボディにしておきましょう。

移動/コピーコマンドでボディ移動しながら複製しておきます。

位置合わせでもう1つの円錐ボディの端面と一致させます。

円形状パターンコピーで複製。

結合で一体化します。

完成です。

詳細な操作は動画でご確認ください。
3D-CAD:Autodesk Fusion360
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