楕円パイプに穴を開ける
- adachitech7
- 2023年7月18日
- 読了時間: 2分

[Fusion360 Tips]
Fusion360のシートメタル機能を使うと楕円を展開してフラットパターンを作ることができます。この機能を応用して楕円パイプに規則的な穴を開けてみました。シーメタル変換、展開、再折り曲げ、長方形パターンコピー、結合切り取り等を使っています。長方形パターンコピーは直交方向だけでなく任意の方向にコピーすることができます。
楕円を押し出し。

シェル化で楕円パイプを作る。

XY平面でボディ分割。

下側のボディを除去。


端面を下方向に押し出し。

シートメタル環境に移行してシートメタル変換を実行。

K係数を1に変更。(デフォルトは0.44)

平面部を固定して曲げを展開。

パスに沿った点を作成。エッジ長さに対して0.9(90%)の位置に点を作ります。


平面にスケッチを作成。正三角形を下図のように作図します。三角形の頂点高さを構築点と同じ位置にします。(水平/垂直拘束を利用)

正三角形の辺の長さを計測してクリックでコピー。

円をスケッチ。

押出し。(新規ボディ作成)

長方形パターンコピー。軸に正三角形の2辺を指定します。

幅に先ほどコピーした正三角形の辺の長さを入力します。

全体に広がるように個数を調整します。

左端の列のボディを選択して再度長方形パターンコピーを実行します。

結合切り取り。


再折り曲げ。

端面を押し出し、切り取り。

円形状パターンコピーで複製。

結合。

これで完成です。

詳細は動画で。
3D-CAD:Autodesk Fusion360
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