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黄金螺旋



[Fusion360 Tips]


黄金螺旋の描き方です。90°毎に半径が約1.618倍に拡大していくスパイラルカーブを回転ジョイントの回転角度とスライダジョイントの移動距離をモデルパラメータで連携させることによって描画します。


1.対数螺旋と黄金螺旋

対数螺旋は極方程式で r = ae^(bθ) と表されます。

b = 2/πln((1+√5)/2) であるような対数螺旋を黄金螺旋と呼びます。


2.モデルパラメータ、ユーザーパラメータの連携

ユーザーパラメータを作り以下のように入力します。

a:10 mm(θ=0°のときの半径になります)

b:2/PI*ln((1+sqrt(5))/2)

θ:d12/deg*PI/180(degからradに変換、単位はなしで)

※d12は回転ジョイントの回転角度の名前を入力してください


モデルパラメータでスライダジョイントのX軸に沿った移動距離を以下のように指定します。

a*exp(b*θ)





3.操作詳細

具体的な操作は動画でご確認ください。



4.完成

半径が(1+√5)/2ずつ拡大していく螺旋カーブです。


 

3D-CAD:Autodesk Fusion360

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