錐台
- adachitech7
- 2023年10月1日
- 読了時間: 1分

[Fusion360 Tips]
四角錐の上部をカットした形状を錐台と言います。今回は錐台の底面と天面の寸法を固定したまま高さを変える方法をご紹介します。ユーザーパラメータでオフセット幅を設定し勾配コマンドで使います。
四角スケッチを押し出して立方体を作ります。

パラメータを変更を開いて押出しフィーチャーの名前を確認しメモしておきます。offsetという名前のユーザーパラメータを作り適当な数字を入れておいてください。

勾配コマンドで底面を基準として選択し抜き方向を上方に変えておきます。

続いて角度の項目に「atan(offset/d3)」と入力します。今回の場合offsetは10mm、d3は押出し距離で50mmとしています。

これで底面の幅50mmから内側に10mmオフセットした値の30mmが天面の幅になります。

この関係は押出し高さを変えても引き継がれます。

詳しい操作は動画で説明しています。
3D-CAD:Autodesk Fusion360
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