
[Fusion360 Tips]
斜めに重ね合わさった円錐の側面にグルーブを生成する方法です。3つの平面内でサーフェスを円形状にパターンコピーして溝形状を作るときの捨て面として使います。スケッチはなるべくシンプルにしてあまり情報を詰め込まず、サーフェスやソリッドボディにして形を固定させるとその後の操作がグッとやりやすくなります。
押出しで円柱を作る。

底面から45mmの位置に構築平面を作る。(オフセット平面を使用)

直線をスケッチ。

描いた直線を基準に傾斜平面を作る。10°傾けました。

傾斜平面に円スケッチを追加。

ロフト1。

ロフト2。

こんな感じの形状になります。

シェル化。板厚は6mmにしました。

上面に円と2本の直線をスケッチ。直線は円の中心を通り相対角度は7.5°です。

パッチ面作成。


下面にスケッチを追加して上面のパッチ面を投影。

パッチ面作成。

傾斜平面に円と2本の直線をスケッチ。上下のパッチ面とは20°ずらしています。

パッチ面作成。


上下のパッチ面をZ軸中心に円形状パターンコピー。全部で24個作っています。

傾斜面のパッチ面も円スケッチを軸にして同じ数だけ円形状パターンコピー。

上面から傾斜面へパッチ面同士をロフトで繋ぎます。

傾斜面から下面も同様にロフトで繋ぎます。

全部のパッチ面に対して同じ操作を繰り返します。

側面を全て選択。

選択した面を外側に3mmオフセット。(「面をオフセット」コマンドを使っています)

本体ボディとの関係はこんな感じになります。

シェル化の直前までロールバックします。

本体ボディをコピーして同じ位置にペースト。

履歴をアップデートし、コピー/ペーストしたボディの側面を内側に3mmオフセット。

結合、切り取り。

こんな感じになります。

元の本体ボディに対して結合、切り取り。

これで完成です。

詳しい操作は動画でどうぞ。
3D-CAD:Autodesk Fusion360
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