ドアハンドルをつくる その2
- adachitech7
- 2023年8月22日
- 読了時間: 2分

[Fusion360 Tips]
ドアハンドルのモデリングです。基本となるL字形状を作ったあとに詳細を作り込んでいく事例をご紹介します。L字形状をスケッチの基準位置として使い全体の寸法感とボリュームを維持したまま形状を新たに追加しています。使うコマンドは主にロフト。Take off ウェイトを変更することで形をコントロールするのがポイントです。
基本のL字形状です。

履歴をロールバックして円筒台座とL字ボディを分離します。(円筒台座を新規ボディにします)

円スケッチ作成。

2つのエッジを通過する平面で構築平面を作成。

対角線の中点に点をスケッチ。

円スケッチ作成。

円スケッチ作成。

L字ボディを「除去」してから円スケッチ同士をロフトで繋ぎます。プロファイル1のオプションを「方向」に、数量拾いウェイトを1.5程度にしておきます。
※「数量拾いウェイト」という謎日本語になっていますが、英語メニュではTake off weightと表記されています。

もう片方も同様に。操作は「新規ボディ」にしておきます。

面をオフセット。0.5mm程度にしました。

反対側も面をオフセット0.5mm。

2つのボディの間にギャップができています。

XY平面にスケッチ作成。先端部分をスプラインで結び接線拘束を付けておきます。

スプラインをレールにして端面同士をロフトG1接続で繋ぎます。

台座と結合。

フィレット追加。

完成です。

詳細な操作は動画でご確認ください。
3D-CAD:Autodesk Fusion360
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